🏞 整地をするきっかけ
ハウスを設置するためには、まず土地を平らにしなければいけません。
親方に「ここに建てるぞ!」と場所を示され、ついに始まるんだと実感。
ユンボをお借りして、掘っては寄せて均すの繰り返し。混ぜながらの整地がスタートしました。
🔧 想像以上の大変さ
「平らにするだけ」と思ったら大間違い。機械操作は難しい。
表面を均すだけでなく、デコボコや石、根っこも取り除かないといけない。
資格は持っていてもメイン作業で使用することはなく、補助作業でしか使用しなかったので経験あっても技術は微妙。操作は親方の指示とアドバイスを受けながら、なんとか挑戦。
現場で他のオペさんの動きを参考にしても、やっぱり全然思うようにいかず…。
まっすぐにしたつもりでも、気づけば傾いている。整地の難しさを痛感しました。
💦 失敗や苦戦
同じ場所を何度も何度も繰り返してしまい、無駄な動きばかり。
親方に「これじゃハウス建てられへん」とフォローを受けることもしばしば。
手順も違うし、操作もぎこちない。結局、難しいところは親方が仕上げてくださいました。
親方のユンボ操作には無駄が一切なく、みるみるうちに整地が進んでいきます。
その段取りの速さ、要領の良さ、丁寧さとスピードを兼ね備えた姿にただただ圧倒されました。背中を追いかけてついていくのに必死で、でもその姿は私の価値観や考え方を変えるほど大きな存在だったのを、思い出しました。
このご縁に心から感謝しています。
そしてその学びや経験は、今もこれからも変わらない、私の人生の宝です。
🌱 達成感
親方のサポートがあって、なんとか整地が完了しました。本当に感謝です。
ただの土の地面が「未来につながる土台」に変わった瞬間でした。
「ここに自分のハウスが建つんだ」と思うと、胸が高鳴り、ワクワクが止まりませんでした。
📸 学び
「平らにする」って思った以上に奥が深い。
自分では真っ直ぐにしたつもりでも、親方からは「まだ傾いてる」「ここが高い」とすぐに見抜かれてしまう。同じ景色を見ているのに、親方と私の視点はまるで違っていました。経験と感覚の差を痛感しました。
さらに、小さなズレが後の作業に大きく影響することも学びました。これは土木作業員時代にも散々味わったことです。危険と隣り合わせの現場では、指差し呼称で確認を徹底し、できる限りリスクを減らすことを常に意識していました。その積み重ねのおかげで、7年間大きな事故もケガもなくやりきれたのは本当に良かったと思います。心配していた家族にとっても、それが一番の安心材料でした。
整地を通して改めて感じたのは、「ズレの怖さ」と「確認の大切さ」。
そして、この学びは畑仕事だけじゃなく、これからの人生すべてにつながっていくんだと実感しました。
🌟 未来へ
まだまだ要領も悪く、親方のようにはできません。
でもこの一歩一歩が、自分の農業の基礎をつくっていく。
土台を固めたこの場所から、私の未来も育っていくんだと思うと、前を向く力が湧いてきます。

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