Vol.67|朝露のきらめき――紅三太の畑に訪れた静かな時間

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🌅 朝の光が差し込むころ

冷たい空気の中、畑に立つと息が白く見えるようになってきました。

太陽が山の向こうから顔を出すと、葉の先に残った露が一斉に光を放ちます

そのきらめきの中に、赤い茎を伸ばす紅三太の姿。

まるで「おはよう」と挨拶してくれているようでした。

💧 自然がつくる、いちばん美しい時間

朝露はただの水ではなく、

一晩中、冷たい空気と土が呼吸をしてできた“恵み”

その雫が葉の表面で光を受け、

一枚一枚が宝石のようにきらめいていました。

写真に写るこの瞬間はほんの数分。

陽が高くなるにつれて、露は音もなく消えていきます。

だからこそ、この短い時間が特別に感じます。

🌿 生きている畑

紅三太の葉は少し虫食いがあるけれど、

それすらも自然の一部に見えるほど、

朝露の光の中ではどの葉も美しく見えました。

濡れた土の上には小さな草も生え、

そこに朝の風が流れる。

静かなのに、確かに“生きている”畑の音がします。

💭 何も起こらない時間の大切さ

作業をしていなくても、畑には常に変化があります。

成長する音も、季節の気配も、

耳をすませばちゃんと聞こえてくる

朝露の時間は、そんな自然の声をいちばん近くで感じられる瞬間でした。

焦らず、待ちながら、今日も見守る。

紅三太たちは今日もゆっくりと、確実に大地の力を吸い上げています。

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