Vol.61|かぶがつないでくれたもの――“美味しかった”の一言

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🥬 はじめてのお裾分け

収穫したかぶを、いつもお世話になっている方へ少しお裾分けしました。

たくさんは渡せなかったけれど、自分の畑で育った野菜を人に手渡すのは、

なんだかくすぐったいような、誇らしいような気持ちでした。

🍲 蒸して味わう、かぶの本当の味

後日、その方が「かぶは蒸していただきました」と話してくれました。

皮をむかずに丸ごと蒸して、ポン酢バターで。

それだけで、かぶのやさしい甘みと独特の苦味が広がってとても美味しかったそうです。

写真を見せてもらうと、白く透き通ったかぶがつやつやと光っていて、

「わたしの畑の子が、こんなふうに食卓にいるんだ」と胸が熱くなりました。

💭 “美味しかった”の重み

美味しかった、ありがとう

たった一言だけれど、その言葉の重みをこんなに感じたのは初めてでした。

自分がまいた種が芽を出し、育ち、誰かの手で料理されて、

そして喜んでもらえる――そこまでが“農業”なんだと気づきました。

畑での苦労や悩みも、その瞬間ぜんぶ報われた気がしました。

🌱 つくる、届ける、つながる

これまでは「育てる」ことがゴールだと思っていたけれど、

今は「召し上がっていただく」ことで初めて完成する気がします。

自分の手でつくった野菜が、誰かの時間をやさしくしている。

それを想像するだけで、また畑に出たくなる。

かぶがつないでくれたこの喜びを、きっとずっと忘れないと思います。

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