🌱 地上は元気、でも……
700平米の畑に広がる大根の葉たちは、風に揺れてとても元気そうに見えます。
でも、ふと立ち止まって見ていると、心のどこかに不安がよぎります。
「ほんとうに下(根)は育っているのかな?」
「葉だけ立派で、実はまだ細いままかもしれない」
掘って確かめたいけれど、それはできない。
見えないからこそ、信じるしかない――そんなもどかしい時間です。
☀️ 風と土のあいだで
風が吹くたびに、葉の裏がひらりと返ります。
そのたびに“生きている”ことは確かに伝わってくる。
でも、それと同時に「この下にどんな世界が広がっているんだろう」と想像してしまいます。
根がまっすぐ伸びているか、途中で曲がっていないか。
土の硬さや水の加減は足りているのか。
頭で考えても、答えは出ません。
💭 育つことを“信じる”ということ
農業を始めてから、“待つこと”の大切さを何度も感じてきました。
でも、“信じて待つ”のはまた少し違う。
結果が見えないまま続ける作業は、思った以上に心が揺れます。
それでも、目の前の葉が風に揺れているのを見ると、
「大丈夫。きっと育ってる」
そう言い聞かせながら、土の匂いを吸い込みます。
🌾 未来はまだ土の中
育つことって、もしかしたら人も同じかもしれません。
外から見えなくても、目に見えないところで少しずつ変わっている。
焦らずに、ちゃんと時間をかけて根を張る。
いまはその途中。
大根も、私も。
まだ見えない未来を信じながら、今日も畑に立っています。


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