農家に弟子入りしてから、日々の畑仕事はまだまだ慣れないことばかり。
でも、その中で改めて感じたのは、師匠の野菜づくりへの強いこだわりです。
🌱 師匠の畑では 農薬を使わない栽培 をしています。
スーパーに並ぶような大量出荷はせず、イベントや道の駅、施設などで販売するスタイル。
だからこそ、お客さんの声を直接いただける機会があるんです。
ある日、販売のお手伝いで「弟子です!」とお話ししたとき、常連さんが笑顔で言ってくれました。
「ここの野菜、本当においしいのよ!」
そのひとことが、すごく胸に響きました。
農薬を使わない分、手間もかかるし大変なことも多い。
でも、そんな努力が“おいしい”の声につながっているのだと、弟子として誇らしくなりました。
🥒🍆 今年は日照り続きで、野菜が曲がったり大きくなりすぎたり、育成も難しいシーズン。
それでも、痛んだり曲がったりするのは 農薬を使っていない、しっかり育った証拠 なんだと感じています。
形が揃わなくても、ひとつひとつに自然の力強さが詰まっています。
そしてもう一つの発見。
きゅうりやなす、ししとうやとうがらし――
「野菜の種類は知ってる」と思っていたけれど、実際に畑に出てみると品種ごとに形や色、味が少しずつ違う。
今まで気づかなかった世界に触れて、「野菜ってこんなに奥深いんだ!」と驚かされました。
まだ私は、草刈りや収穫の手伝いをするくらい。
それでも、自分の手で収穫した野菜をお客様に届け、笑顔につながる瞬間に立ち会えたのは、忘れられない経験です。
🍆🥒 きゅうり、なす、ししとう、伏見とうがらし。
泥まみれで育った野菜たちは、どれも力強くて、素朴で、でもしっかりとおいしい。
これからも師匠のそばで学びながら、畑と人をつなぐ大切さを感じていきたいと思います。
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