🌱 種をまいたあとの静けさ
700平米の畑に4種類の種をまき終えたあと、土の表面は静かなままでした。昨日と同じ茶色い大地。でもその下には確かに命が眠っていると思うと、畑全体が違って見えました。「ここから芽が出るはずだ」と思いながら畑に立つと、不思議と胸がざわつきます。
☀️🌧 天気に委ねる畑
広すぎるこの畑では水やりをしていません。代わりに頼りにするのは天気だけ。幸いにもこの数日は、雨と晴れがいいバランスで続いてくれました。しとしと降る雨が種を包み込み、次の日の太陽が土を温めてくれる。その自然のリズムに畑全体がゆだねられているのを感じました。
🌱 芽吹きの瞬間
数日後、畑を歩いていると、茶色い土の中に小さな緑が顔を出していました。「芽だ!」と気づいた瞬間、胸が熱くなりました。まだか細い双葉だけれど、それが確かに命の証。何も変わらないと思っていた畑が、一夜にして違う景色に変わる――その驚きと喜びに思わず立ち尽くしました。
🌾 自然に教わること
自分の力で水をまいたわけでもなく、肥料を追加したわけでもない。ただ天気に恵まれ、自然の力に委ねていただけ。それなのに芽は出てきてくれる。農業は「待つこと」と「信じること」が大切なんだと改めて学びました。
💡 芽を待つ時間の意味
芽吹きは一瞬ですが、その前の「待つ時間」こそが農業の本質なのかもしれません。畑に立ち、まだ見えない芽を思いながら「きっと出てくれる」と信じる。その気持ちがあるからこそ、芽が出たときの喜びは何倍にも膨らむのだと思います。
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