🌱 間引きのタイミング
畑に出て芽を眺めていると、「そろそろ間引きした方がいい」と思う場面が何度もありました。芽同士が近すぎてぎゅうぎゅうに育っていたり、大きさに差が出ていたり。本や種の袋にも「間引きが大事」と書いてあります。
でも今回は、あえてその“間引き”をほとんどせずに挑戦してみることにしました。
🤔 あえて間引きしない理由
本当は「間引きは必要」だとわかっています。それでも、実際にやらなかったらどうなるのか?を自分の目で確かめたいと思ったのです。
間引きをするのが正解なのか、しないと失敗してしまうのか――経験として一度体験してみないと、本当の意味では学べない気がしました。これはもう、夏休みの自由研究のような感覚。失敗したとしても、それが大きな収穫になるはずです。
🥕 ラディッシュ・ビーツ・カブ
今回間引きをほとんどしていないのは、ラディッシュだけではありません。ビーツやカブも同じ。芽が込み合っているのを見ても「このままいったらどうなるんだろう?」と観察を優先しました。
もちろん、この判断が正しいとは思っていません。でも「やってみないとわからない」という気持ちが勝ちました。結果がよければ「案外いける」とわかるし、悪ければ「やっぱり間引きが必要」と強く学べる。どちらに転んでも経験値になると信じています。
💡 失敗も成功も、自分の糧に
農業を始めてから、毎日のように「こうすべき」と書いてあることに出会います。けれど、その通りにやるだけでは、本当の意味で自分の力にはならないのかもしれません。
間引きをしなかった今回の挑戦が、成功になるか失敗になるかは、まだわかりません。でも、「やってみる」ことでしか得られない学びがある。そう思うと、不安よりもワクワクの方が大きいです。
🌸 観察を楽しみに
これから数週間、ラディッシュ・ビーツ・カブがどう育っていくのか。弱ってしまうのか、予想外にうまく育つのか。観察するのが楽しみです。
この「間引きをほとんどしなかった」という記録も、きっと未来の自分にとって大切な一ページになるはず。畑は毎日が実験であり、その全部が物語なんだと感じています。
コメント