🌱 茶色い土からの変化
ほんの数週間前までは、畑一面が茶色い土だけで広がっていました。鍬を入れたり耕運機を走らせたり、石灰や肥料をまいても、見える景色はほとんど変わらず「準備をしているだけ」。それが今では、土のあちこちから小さな緑が顔を出し、畑全体が少しずつにぎやかになってきました。何もなかった風景が少しずつ色づいていくのは、本当に嬉しい変化です。
🥬 白菜の消えた跡に
一方で、ハウスに移した白菜の苗がきれいに消えてしまった場所もあります。きれいにならされた土の跡を見ていると、ちょっと切ない気持ちになりますが、「ここからやり直せばいい」と前向きに思えるようにもなりました。失敗も畑の一部であり、そこから次につながる学びがあるのだと感じます。
🍅 それぞれの芽吹き
ラディッシュは勢いよく成長し、間引きが必要なほど混み合っています。カブやビーツも小さな芽をのぞかせ、特にビーツはこれまで食べたことすらない野菜だからこそ、芽ひとつにも新鮮な感動があります。
ミニトマトは、一方の種類はしっかりと芽を出したものの、もう一方はまったく音沙汰なし。同じようにまいたのにどうして?と首をかしげながら、芽が出ない土を何度ものぞき込んでしまいます。成功と失敗が隣り合わせにあることを実感する瞬間です。
🌸 ネモフィラの不安
そして、楽しみにしていたネモフィラも、思うようには芽を出していません。ほんのわずかに緑がのぞいてはいるものの、「これは雑草かな?」「うまく発芽していないのかも」と不安になります。あれだけ大好きで夢見ていた“ネモフィラブルー”の景色が、もしかしたら実現できないかもしれない。そう思うと少し寂しい気持ちにもなりますが、それもまた挑戦。花だからこそ、失敗も含めて気楽に受け止めてみようと思います。
💡 畑がにぎやかになる喜び
振り返ってみると、うまくいったものもあれば、全滅したもの、まだ結果が出ていないものもあります。それでも確実に言えるのは、畑全体が以前よりにぎやかになっているということ。
茶色い土しかなかった場所に、今は芽や苗が点々と存在感を放ち、日ごとに小さな変化を見せてくれます。その景色のひとつひとつが、私の挑戦の証。成功も失敗も混じり合って、畑が“生きている場所”になっていくのを感じています。
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