Vol.27|親方と水道屋さんに支えられて、水のある畑へ

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💧 水道が通る日
畑に水道が通る――それは私にとって大きな夢のひとつでした。これまではポリタンクを抱えて畑に水を運び、何往復もしながら汗を流していました。夏の日差しの下での作業は正直きつくて、腰も腕もパンパン。それでも「水がなければ野菜は育たない」と自分に言い聞かせ、何とかやり切ってきました。
だからこそ、今日「畑に水道が通る」と聞いたときの喜びは大きかったのです。

👷‍♂️ 親方と水道屋さん
実際の配管作業は、親方と水道屋さんが担当してくれました。ホースやパイプを手際よくつないでいく姿は、見ていて惚れ惚れするほど。自分でやろうとしたら、きっと何日もかかっていたはずです。
現場を支える“プロの動き”を目の当たりにしながら、「農業は一人ではできない」と改めて実感しました。私の周りには、力を貸してくれる人たちがいる。そのありがたさが、胸にじんわりと広がります。

🪣 私の役目、埋め戻し
大きな仕事は親方と水道屋さんがしてくれたけれど、最後の仕上げ――埋め戻し作業は私の担当です。掘られた溝に土をかけ、スコップで少しずつ均していく。単純に見えるけれど、パイプを傷つけないよう慎重さが求められます。
しゃがんではすくい、すくっては戻す。その繰り返しで汗だくになりながら、「これが私の役目なんだ」と思うと、不思議と力が湧いてきました

🌊 水が流れた瞬間
そして、いよいよ試運転。蛇口をひねると、勢いよく水が流れ出しました。透明な水がきらきら光りながらバケツを満たしていく様子を見て、胸が熱くなります。
「これで、畑に水がある生活が始まるんだ」と思ったら、肩の力が抜けて、思わず大きく息をつきました。これまでの苦労が報われる瞬間でした。

💡 支えられて進む農業
今回の水道工事は、私ひとりでは決してできなかったこと。親方の判断力と水道屋さんの技術に助けられて、畑が大きく進化しました。
野菜を育てることばかりに気を取られていたけれど、実は「畑そのものを育てる」ことも農業の一部。水が通ったことで、これからの作業がどれほど楽になるのかを思うと、心が躍ります。
支えてくれる人がいるから、私の挑戦は続けられる。今日の畑は、そんな感謝の気持ちでいっぱいになりました。

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