🔨 はじめての組み立て
整地を終え、いよいよハウス建設の第二ステップ「骨組み」に挑戦。
資材を並べただけではただの鉄パイプの山。でも「これを組み立てれば自分のハウスになるんだ」と思うと、不安とワクワクが入り混じりました。
今回は親方がやってくれるのではなく、なんと私ひとりで組み立てを担当!
「本当にできるのかな…」という心配を抱えながら、作業が始まりました。
💦 失敗や苦戦
やってみると、思った以上に難しい。
パイプの向きを間違えて差し込んでしまったり、高さが合わなくて斜めに立ってしまったり…。
そのたびに親方が「ちがうちがう、こうやで」とアドバイスをくれ、修正。
直しても、また別のところで同じような失敗を繰り返す。まるでいたちごっこでした。
「はっし、なんで真っ直ぐならんかー」
「順番通りにやったさ…」
心の中で何度もつぶやきながら、必死にやり直し。
特に大変だったのが スクリューアンカー。
これはハウスが風で飛ばされないように、地面にしっかり固定するための大事な部品です。だけど、土は思った以上に硬く、スコップで何度掘ってもなかなか入らない…。
汗だくで力を込めても全然進まず、「これは終わるんやろか」とため息が漏れる瞬間もありました。
親方に助けてもらいたい気持ちもありましたが、任せてもらっている以上、途中で投げ出すわけにはいかない。
汗とため息まみれの格闘が続きました。

🌱 親方の存在
そんな中、親方は決して代わりにやることはなく、後ろでじっと見守ってくれていました。
「この作業はお前の経験になるから」と。
ただ、明らかに間違っているときだけ「やり直し!」と声をかけてくれる。
その一言が悔しくもあり、ありがたくもあり…。
何度も同じミスを繰り返す自分に情けなさを感じながらも、親方のアドバイスに助けられて、少しずつ形になっていきました。
🌟 達成感の瞬間
時間はかかったけれど、ようやく骨組みが立ち上がったときの光景は忘れられません。
ただのパイプだったものが、まるで大きなトンネルのように並び立ち、「ハウスらしい形」に見えてきた瞬間。
「私にもできたんだ!」という達成感と同時に、親方の支えがあったからこそだと心から思いました。
📸 学び
・「自分ひとりでやってみる」ことの大切さ。失敗は多いけれど、それが一番の学びになる。
・間違えても、何度でもやり直せば形になる。
・そして、アドバイスを素直に受け入れることが、成長への近道だと実感。
骨組みの完成はゴールではなく、まだまだ始まり。
次はハウスづくりの最難関、「ビニール張り」に挑戦していきます!

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